季節の変わり目、急激な気温の変動や夏の暑い屋外と室内の温度差などで体調を崩してしまったりしてませんか?寒暖差に対応するための自律神経のひとつ「交感神経」が優位な状態が続きエネルギー消費量が増えてしまい疲れやだるさに繋がってしまいます。自律神経には「交感神経」と「副交感神経」のふたつがあり、どちらかが優位な時はもう一方の働きが弱くなるというバランスを取りながら心臓・腸・胃・血管などの臓器の働きを司どっています。
自律神経は自分の力ではコントロールすることができず、ちょっとしたストレスを感じるだけでもバランスが崩れてしまいます。ストレス社会である現在では慢性的に疲労がたまり自律神経を崩してしまってる方も少なくないはずです。そんなとき!マッサージには筋肉をほぐし血行の流れを良くする効果だけでなく、それと同時に「副交感神経」の働きが優位になります。マッサージを受けているときやマッサージ後に眠くなることがありますが、これは身体がマッサージを受けたことにより、リラックス状態になっていることになるので副交感神経が高まっているといえます。
定期的にマッサージを受け上手に身体をリセットし、暑い夏バテの季節や体調管理が難しい季節の変わり目でも健康的に過ごせるよう自律神経を整えましょう。
自律神経の乱れに効くマッサージ
・耳マッサージ
耳のマッサージには自律神経を整えて気候の変化が原因の頭痛などを緩和する健康効果があります。また、ダイエットにも有効なツボもあり美容効果も期待できちゃいます!まずはじめに血行を良くするために、耳の上部・中部・下部をそれぞれ引っ張るマッサージを3秒×3セットほど行い、次に自律神経を整えるツボ「神門」という耳の上部にあるツボを人差し指で丁寧にこするようにマッサージします。
・手首マッサージ
手首にある「内関」のツボは自律神経の乱れや乗り物酔いに効果があるツボです。めまいやふらつきなどの症状が現れそうなときに刺激すると症状が治まる効果があります。内関のツボは両手首にあり、手首の内側のしわの真ん中から指3本分ひじ側に下がったあたりにジンと響くような感覚があればそこが内関です。左右にありますが特に痛さやだるさを感じる方を中心にマッサージして刺激します。ツボは押しっぱなしだと体が慣れて効かなくなってしまうのでこまめにマッサージするのがポイントです。